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「読書の自由」を奪うのは誰か 「自由宣言」と蔵書選択

馬場俊明/著
著作者
馬場俊明/著
メーカー名/出版社名
青弓社
出版年月
2023年11月
ISBNコード
978-4-7872-0085-3
(4-7872-0085-2)
頁数・縦
238P 19cm
分類
人文/図書館・博物館 /図書館・博物館学その他
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価格¥2,600

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

「図書館の自由に関する宣言」が1954年に採択されたあとに起きた3つの侵害事件−−県立山口図書館蔵書隠匿事件(1973年)と富山県立図書館『図録』事件(1986年)、船橋市西図書館蔵書破棄事件(2001年)をあらためて検証する。この3館の「図書館の自由」侵害事件は、国家や警察権力などの公権力の介入によるものではなく、図書館と図書館員自らが犯した侵害事件である。それだけに、図書館界は大きく揺れ、論議を尽くしながらも、対処の仕方にはいまもって疑問符が残っている。ひとたび問題に直面すると、「自由宣言」の理念と組織構造との間には対立が生じ、どのように対応すればいいのかの合意形成が困難になる。これからも「図書館の自由」を堅守するために3つの事件の実情に迫り、問題点の概要と教訓を導き出す渾身の論集。

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